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<仕様>
ANRM-22576/カラー/本編142分/音声 イタリア語・ロシア語/日本語字幕/ドルビーデジタル・モノラル/4:3(スタンダード・サイズ)/片面・2層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2NTSC日本市場向/複製不能/イタリア作品
<解説>
1987年、第40回カンヌ国際映画祭に出品され、男優賞を受賞。翌年の米アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた、イタリア映画史のレジェンド、マルチェロ・マストロヤンニ後期の代表作が、日本初公開から37年の歳月を経て2025年5月にスクリーンに甦った。初公開当時、日本でもロングランヒットを記録し、キネマ旬報ベストテンの第6位に選出。そこはかとない可笑しみと、円熟期を迎えた男の悲哀が滲み出るマストロヤンニの名演に、世界中の大人の観客が魅了された。今回の再公開版は、第73回ヴェネチア映画祭ヴェネチア・クラシック部門で上映された。その際4K修復が施され、約25分のシーンが追加されたロング・バージョン。より輝きを増した珠玉の名作を、どうぞご堪能ください。
<ストーリー>
アテネを経てイタリアに向かう客船。ひと気のない食堂の、窓際のテーブルに座る初老の男は、食堂に入ってきたロシア人の紳士に、自らの人生を語り始める…。 男の名はロマーノ。イタリアの田舎町で生まれた彼は、大銀行家の一人娘エリザと結婚し富を得たが、夫婦の仲は冷え切っていた。銀行が倒産の危機に瀕する中、ロマーノは一人家を出て湯治場に身を寄せ、そこで美しいロシア人の女性アンナと出会い、激しい恋に落ちる。一通の手紙を残し消えたアンナを追い、ロマーノはロシアに向かうが…。
(1987年製作 イタリア)
字幕翻訳:関口英子 ロシア語監修:守屋愛
■映像特典:海外版予告編(2種)、日本版予告編
■初回封入特典:解説ブックレット
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