<仕様>
ANRM-22544/カラー/本編90分/音声英語/日本語字幕/ドルビー・デジタル(モノラル)/16:9(ビスタ・サイズ)/片面・1層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2
NTSC日本市場向け/複製不能/アメリカ作
<解説>
退屈な田舎町から何かを求めて大都会にやってきた若い女性が、都会の歯車にされていくことによって次第
に失望し無気力になっていく。しかし、そんな憂鬱にも知性とユーモアで抵抗する、痛ましいが希望を失わ
ない彼女の姿を、整った構成とドライなタッチであざやかに描いた秀作。監督は「チップス先生さようなら」
で映画監督として第一線に踊り出たハーバート・ロス。自分で書いたオリジナル脚本をパラマウントに持ち
込んで製作に及んだピーター・ハイアムズ。音楽はジャック・エリオットが担当。
<ストーリー>
自動車部品のセールスマン、ジャック・ミッチェル(ピーター・ボイル)は地方支店から本社のあるシカゴ
へ出張してきた。大都会は久しぶりだった。偶然、町で大学時代の友人ラリー・ムーア(ジェームズ・カーン)に出会った。ラリーに一杯おごり、女を紹介してくれないかと頼むと、ラリーはほとんど忘れかけていたある
電話番号を教え、日曜だから電話してみるようにと言った。ラリーの紹介というだけで、いきなり知らない男
から電話されたT・R・バスキン(キャンディス・バーゲン)はちょっと戸惑った。彼女は退屈なオハイオの
田舎町から、大都会の生活を夢見てシカゴにやってきたのだが、気のあう友だちもできず、アパートの1人暮
らしに孤独を感じ始めていた。そして、ジャックというその男が泊まっているホテルヘ行ってみようかという
気になった。彼女が素直に来てくれ、しかも目の覚めるような美人なので、ジャックはしめたと思った…。
(1971年製作アメリカ作品)
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